日本人は勉強熱心である」、これもよく聞くフレーズです。
一般論として、日本人は書籍で知識を仕入れたり、セミナーや勉強会で研鑽に励んだりと、マジメな人が多い。
プレゼンスキルに関しても同様です。
その反面、熱心に勉強はしても、プレゼンに関しては「あること」をしない人が圧倒的に多いのです。
それは「練習(リハーサル)」です。
練習の重要性については、こんな言葉があります。
練習でできないことは、試合でできない。
また、練習でできるようになっても、試合でできないこともある。
そして試合でできるようになったら、その質を高めていくことだ。(落合博満監督)
スポーツ経験がない人でも、この言葉の意味はよくわかると思います。
にも関わらず、練習がなおざりにされてしまうのはなぜか?
練習から逃げるワケ
ちなみに「脳内シミュレーション」は練習にカウントしません。
イメージトレーニングしかしてしないバッターが試合で打てるわけがないのと同様、声を出さないプレゼンターが満足のいく発表をできるわけがないのです。
ここで言う練習とは、実際に声を出しておこなう「リハーサル」を指します。
スポーツを例にあげるまでもなく、どんなことであれ、練習せずして上達することはありません。そんなことは、賢明なビジネスパーソンは百も承知のはず。
じゃあ、なぜ練習から逃げるのか?
理由は簡単で、カッコ悪いからです。
鏡の前で四苦八苦する自分自身を直視するのが耐えられない。
いい年した大人が言葉に詰まったり、文章を噛んだり、アーとかエーとか連発する無様な姿を(人に見られていないとは言え)晒すことに抵抗がある。
練習しないのは、要はそういうことです。
だから、「知識だけで、なんとかプレゼンが上手くなれないか」と本を読みあさるわけです。